【雨漏】瓦屋根からガルバリウム屋根に葺き替える

今回の記事は瓦屋根からガルバ屋根に葺き替え工事をさせて頂いたお宅に関しての内容になります。こちらのお宅は十数年前に外壁の張替え工事も弊社にて施工させていただいています。

今回、金属屋根葺き替えに至った理由は

  1. 瓦屋根の割れからの雨漏り
  2. どうせ変えるなら軽いものを

この2点になります。以前から2階に雨漏りしており、弊社にてその度に割れた瓦を補修していましたが、イタチごっこ状態で雨が降る度に心配でストレスが相当あったようです。

今回の瓦の割れの原因は瓦を固定している釘が錆びで太り釘穴より釘の方が太くなり瓦が耐えられなくなった事でした。原因から考えると補修のしようがないとの判断で瓦の葺き替えか板金屋根への葺き替えの選択で耐震、コストを考え板金屋根への葺き替えになりました。1階は外壁も絡んでいるので今回は2階だけの工事になりました。

目次

工事手順

STEP
既設瓦撤去

周りの環境を考慮し既設瓦を手降ろしで撤去。

STEP
既設瓦桟撤去

既設よどやを利用するので厚みを考慮し瓦桟を撤去。その下の防水の役割を果たすコバは残す。

STEP
構造用合板張り

12mm厚の構造用合板を全面に張ります。これは屋根の下地になります。

STEP
吸音材張り

板金屋根は瓦屋根より雨音がしますので一番上に吸音材を張ります。弊社ではコストパフォマンスを重視しエコヘルボード8mmを使っています。

STEP
防水紙張り

下葺には高性能な改質アスファルトルーフィングを使用します。

STEP
ガルバ屋根施工

今回は勾配があるので横葺きを使用。弊社では1段タイプを使用します。

STEP
工事完了

不具合がないかチェックし完了となります。

まとめ

後日、雨音は気になりませんか?と後日お伺いしましたが「前よりは少し雨音がするけど心配がなくなって本当に良かったよ」と言って頂けました。雨漏りでノイローゼになる方もいるくらいストレスが大きい心配事ですので、新築の時から無駄に複雑な屋根にしないことや、早めの対処をおすすめします。

今回は弊社の閑散期に工事をさせて頂きましたので50㎡の屋根面積、足場代込で75万円程度です。瓦工事を外注に出さず弊社にて行い利益無しでのサービスで実現しました。この辺の塩梅は規模や時期によって変わってきますのでお問い合わせください。

小田

O様、今回はありがとうございました。

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