築50年オーバーの車庫をガルバで再生する

ブログ記事、2ヶ月ほど間が空いてしまいました。大変ありがたい事に仕事が沢山ありドタバタしていて気がついたら夏が終わっていました。今回は築50年を超える古い物件を直す記事を見て頂こうと思います。

目次

現状

こちらが50年程度経過した鉄板波板です。色は既に無くなっており全体的に錆びています。今回はこの物件を修繕していきます。今回のような築年数が50年オーバーともなると普通に剥がしてそのまま張るという事はなかなか出来ません。水平垂直が狂っていたり、平面が出ていなかったりしますので、これをある程度まで直しながら張る事になります。「元々張ってあったんだから張れるでしょう」と思うかもしれませんが、昔と今では”まぁこんなもんでしょう”のレベルが違いますのでそこそこのクオリティまで上げないといけないのです。

下地入れ

下地の不陸を調整しながら張っていきます。この辺は完璧に平面は出せないので経験と勘が頼りです。いかに少ない材料で綺麗に短時間で納めるかが重要です。トータルで掛けられる日数も勘案してベストな施工をしていきます。

仕上げ

2人で3日程で完成しました。裏の方は柱が飛び出たり引っ込んだり大変でしたが何とか納まりました。裏のケラバは通りが曲がり過ぎてガルバだけでは納まらないと思ったので貫(木材)を取り付けてある程度平面を出してケラバ板金を取り付けました。

これでまた50年以上車庫として使うことが出来ようになりました。ちゃんとメンテナンスすれば建物は100年でも保たせることが出来ます。

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