東区角スパンカバーリング現場は大詰めを迎えています

現場も大詰めを迎えています。角スパンも張り上がり完成のイメージが出来るようになってきました。最後まで怪我のないように頑張っていきます。

窯業サイディング張り

写真は無塗装の3×10板を張った所。縦目地は吹付け後も出るのでよく考えて割り付けなければなりません。今回のケースでは全体のバランスを考慮し玄関ドアを中心に割付。ドアに対してシンメトリーになる事で変なところに目地が来ずスッキリします。デメリットとしては左右の張り仕舞いの幅がアシンメトリーになってしまう点です。これを天秤に掛けて正解を導き出すのが難しいところです。空間に対してシンメトリーか物に対してシンメトリーか。またその物はどれ程の重要性を持っているのかなど考える事は多い。玄関ドアの重要性から見たら今回の割付が概ね正解だと思いますが、お客さんの好みも有りますので完全なる正解というのは存在しないのかも知れません。

今回のお宅の玄関ポーチ內部の仕上げはエレガンスタイルTSの目地無しです。主に店舗や公共施設なんかに使われる巷ではまだそれ程知られていない仕上げです。弊社ではほぼ毎回提案するこの仕上げですが理由は

  • 職人による既製品にはない仕上がり
  • シンプル
  • 高耐久
  • 質感の良さ

弊社で扱う製品の多くは名前の無い製品です。問屋さんで作ってもらうオリジナルの外壁、その場で吹き付ける磁器タイル吹きの窯業系サイディング。平板から作られる様々な役物。せっかく大きなお金をかけて家を直すなら型にはまった量産型より職人技が光るような他とは一味違う独自のセンスを提供したいと思っています。ある意味尖っていると思いますが一定の需要はあると思っています。

小田

ディテールに何処までこだわるかで全体が良さが決まると思っています。

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