【今季最強寒波】住宅にも厳しい環境、雨樋の悲鳴が聞こえる。

我々の地元、新潟市でも停電や交通障害などが発生しています。今季2回目の寒波ですが今回は気温が低くマイナス5度と言う寒さ。その折、電気料金は値上げの一途を辿りツイッターでは7万円オーバーのビックリな電気料金で阿鼻叫喚の声が渦巻いています。私の家ではオール電化で3.5万円。少し前より1万円程度高くなっています。

こんな時は住宅にも厳しい環境になります。特に雨樋に大きな負担が掛かり、あちこちで雨樋の雪害補修工事をしている状況です。雨樋は屋根の水を受ける役割です。ですが雨を入れることばかり考えて雨樋の取り付け位置を決めてしまうと雪の影響をもろに受けてしまうことになります。実際に直しに行くと7割は取付け方が悪いです。

”なるべく上になるべく前に”こういう考えだと雪で破損してしまう確率が上がります。他にも雨樋金具自体の強度と金具ピッチの関係性なども大きく影響します。ここ新潟は中雪地域なので雨樋金具のピッチは455mmが主流ですが、金具によっては弱いものもありますのでそういう時は弊社では360ピッチにしたり柔軟に対応しています。

倉庫の軒樋が雪の重みで脱落。

こちらは軒樋が吹雪で飛んでいってしまいました。

この車庫は雪の重みで軒先が折れています。修復は周辺の瓦を剥がして垂木を入れ替えるか添わせて補強するかの工事です。かなりコストが掛かります。雨樋も一緒にねじれています。

風災・水災・雪災は火災保険が適用になる場合があります。現在ご加入の保険内容を確認しておき、いざという時にしっかり適応出来るようにしておくことも大事です。

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