雪止めは慎重に

先日お待ち頂いておりました雪止めの取付工事に行ってきました。既設の雪止めは去年の大雪で脱落、変形しておりましたので撤去及び処分致しましての工事になりました。写真は完成写真です。

セキスイかわらUと言う既に廃盤になっているスレート瓦です。この瓦は板厚が薄く波形で保たせているような作りですので本来雪止めを波の山に取り付けるのはご法度ではあるのですが、色々危険性をお客さんにお話しし、屋根の張替えも提案しましたが、なんとか既存屋根で雪止めだけで済ましたいとのご意向なので、推奨工事ではない事を承諾して頂き工事いたしました。

こちらの屋根材は調査の結果1尺5寸ピッチの垂木に釘を留めている様子でしたので、それを基準に雪止めも垂木に135mmのビスを3本留めて強度を出しました。ただ波の上なので垂木までは何もない空間なのでビスを締めすぎると瓦が割れてしまうので注意が必要です。私はこのビスを締めきれない点が一番の懸念点でもありまました。

1シーズン経過しましたら経過を観察したいと思います。

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