なんの箱?ステンレスの加工

年が明けて大分経ちますが、今年もよろしくお願いいたします。
今年こそ大まかな工事価格表を作りたいです。WordPressは難しいです。

 

先日ちょっと変わったお仕事の依頼を受けました。工場で使うボルトやナットを置くお手製箱の製作です。板金店では手作業で切断や折り曲げを行うため1~3mm程度の誤差が出ます。ですのであまりにシビアな作り物はお断りしています。その場合、金属加工業者さんに頼むのが良いかと思います。今回の場合、誤差ok、ハンダ付けok、底板と枠の2パーツ分けokと言う条件をご納得頂けたので制作いたしました。

先ずは色々な方向から簡単に綺麗に作れる方法を考えます。ひとりブレストで色々アイデアを出し、紙に書き出し手法を煮詰めていきます。0.6mmの方の立ち上げ隅は切りっぱなしのハンダ付け、0.35mmの方は八千代折りで綺麗になど・・・

 

 

弊社のパワーズ山田さんに制作助手、撮影を協力してもらいました。出来てしまえば簡単そうですが我々の機械で左右の逃げがきかない加工は本当に大変です。

角も鋭利になるのでヤスリでテーパー処理したり、半田でトメ、角を丸めたり。

慣れない仕事は億劫に思いがちですがスキルアップのまたとないチャンスでもあります。
(変わった仕事は特に工程毎の写真、手法をテキストで残しクラウドでデータ化します)

 

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